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2013年1月23日 (水)

納棺式

映画おくりびとがヒットしてから、納棺式というのが一般的になったらしい。
父の時(七年前)はまだ、そのような儀式に遺族が立ち会うことはなかった。
今回は、立ち会うというか、私と弟が納棺師さんに教わりながら、母の旅支度をした。
納棺師さんは女性の旅立ちということなので、女性二人が来ていた。
最初に末期の水を唇にふくませ、すでに着物は着ていたので、私たちは足袋をはかせ、脚絆、手甲をつけた。
ひもは縦結びにと。
意味はわからないが、長い道中ほどけないようとのことだろうか。
利き手に杖をもたせ、頭の上には笠を置き。
母の足も手も蝋のように白かった。

哀しみよりも納棺式などしたことがないので、言われたとおりにするのが精一杯。
最後に化粧をし、髪の毛を整えた母は、まるで眠っているようだった。
そしてこんなにきれいな母を見たことは今まであっただろうか。
すべての苦しみ、痛みから解放された母。
そしてこれから哀しみを背負っていかなければならない私と弟。

時が解決してくれる。
いつかはわからないが、でもこの時の美しい母の顔は忘れられないだろう。

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コメント

ご家族でお支度されるなんて素敵ですね。
普通によくある葬儀よりも心がこもっているように感じます。
きっとお母様も喜ばれたことでしょう。

納棺師さんに言われるとおりの作法で支度をしました。
父の時はしなかったし、映画がヒットしなかったら、
このような式はなかったそうです。

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