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2008年11月 7日 (金)

マリポーサの花

Mariposa またまた正塚ワールドでした。
宝塚雪組東京公演です。
とある時代のとある国。
20世紀の中南米かな?
独裁政治や権力に反発する人たちの話です。
偶然(?)とはいえ、日本青年館公演のブエノスアイレスの風と似たような話です。
これが正塚先生の得意とする脚本。
正塚先生はセリフがしっかりしているから、筋がわかりやすいので、何が言いたいかもよくわかる。
それにくらべて、最初についていたショー「ソロモンの指輪」は、何がなんだかわからない。
荻田ワールドは「螺旋のオルフェ」で、新鮮なイメージがあったけれど、結局、舞台からのメッセージが伝わらず、自分だけの世界になってしまったように感じられた。

革命運動の最前線いたネロ(水)は、今はクラブの経営者。
さらにネロにはもう一つの顔があった。
大統領サルディバルの後ろ盾を利用して、非合法ではあるが資金を稼ぎ、病院や学校を建設する事業を起こそうとしていたのだ。
その事業のパートナーのイスマヨールの娘セリア(白羽)と次第に惹かれあう中に。
更なる資金調達のため密輸の手を広げていくネロに、仲間のエスコバル(彩吹)が目立ちすぎるなと忠告をする。
その時、事件は起こった。
セリアの弟リナレスの口利きで雇ったボーイがサルディバルを暗殺しようとした。
リナレスがサルディバル政権打倒の活動を密かに行なっているのではないか、と考えたネロ。それは自分が昔抱いた幻想と同じ。そのために命を懸けてはいけない。
しかしもう彼を止めることができないところまで事態は進んだ。
そしてネロはしばらく国を出ることにする。
生きている証に、愛している証に、マリポーサの花を毎年贈るとセリアに約束をして。

単純な内容かもしれない。
男は正義をとおすために戦う、愛を犠牲にしてまでも。
そのセリフ劇を芝居の雪組は、きっちりと仕上げて、見ごたえのあるものとした。

それにくらべてソロモンの指輪は・・・。
最後のシーンは、白と金で全員ゴージャス。
が・・・、トップだけは白と赤???
スパンコールで飾ってあるけど、赤は血の色。
まさかそれで終わるとは思っていなかった。
金のマントでもつけるかなとか考えていたのだけど。

それにしても正塚ワールド、芸が細かい。
エスコバルを誘おうとして断られ、後ろ向きで去るシーンでは、ちょっとつまづいてみたり。
あるよね~。
ブエノスアイレスの風でも、喫茶店のシーンがやりすぎと思うほど。
1)ウエィトレスが水をこぼす。
2)別のテーブルの客がトイレに立つ。ウェイトレスに場所を聞く。
3)トイレから帰り際にメニューをもらい、ケーキを追加注文する。
4)主役が話しているテーブルに、再注文を聞きにくるウェイトレス。
あるよね~。
ちょっとやりすぎ?そっちばかり見ていて、肝心な場面を覚えていない。
それでも結構面白い、正塚ワールドをたっぷり堪能した週末でした。

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